ブログジャンルの決め方が知りたい
どんなジャンルを選んだらいいのかわからない
という悩みを解決する記事を書きました。
多くのブログ初心者の方は、ジャンル選びに失敗してしまいます。
なぜ失敗してしまうかというと、「なんとなく」でジャンルを選んでしまうからです。
もちろん、私も過去にジャンル選びで失敗した1人です。
ジャンル選びに失敗すると、それまでに書いてきた時間と労力が「パー」になってしまいます。
「継続できずに挫折した」とか「まったく稼げなかった」となるのはつらいですよね…。
この記事では、私の失敗談も交えながら
- ジャンル選び3つのポイント
- 選ばないほうがいいブログジャンル
について紹介します。
記事を読むことで、ブログ初心者でもジャンルの選び方がわかり、自身を持って記事を書き始めることができますよ。
ブログジャンルの決め方3つのポイント
ブログのジャンルを決めるときって何を考えたらいいの?
ブログのジャンルを決めるときに考えるべきことは、次の3つです。
ジャンルの決め3つのポイント
- 継続して記事が書けるか
- 自分の経験を語れるか
- 売る商品があるか
この3つの要素がすべて当てはまるジャンルを選ぶことで、
- 継続しやすい
- 自分のオリジナリティを出しやすい
- 稼ぎやすい
というブログを作れます。
それぞれのポイントをさらに深堀りし、あなたにピッタリのブログジャンルを見つけていきましょう!
今から紹介していく3つのポイントを、紙に書き出しながらジャンルを決めていくのがおすすめです。
書き出す方法は自由です。
「自由って言われても…何か型が欲しい!」という方は、以下のような表に書いてみましょう。
このプリントを印刷して使いたい場合は、以下からダウンロードして使ってください♪
ジャンルの決め方〈ポイント1〉継続して記事が書けるか
ブログジャンルを選ぶ際の最重要ポイントは「継続して記事が書けるか」ということです。
なぜ最重要かと言うと、ブログは継続できないと100%結果が出ないからです。
ブログは、半年以上記事を書き続けて、ようやくアクセスが集まるようになります。
つまり、半年〜1年以上継続できるジャンルでなければ、結果が出ることはありません。
どんなものが「継続」できるのかわかんないよ〜
継続できるかどうかは、次の3つのことをヒントに考えてみましょう!
ポイント1-1:自分の好きなこと
ブログで継続しやすいことNo.1は「自分の好きなこと」です。
自分の好きなことであれば
- ネタ探しに困らない
- ほぼリサーチなしで書ける
- 考えるだけで楽しい
など、ブログの継続に必要な条件がそろいます。
私なら「読書」「子育て・教育」「音楽」「ブログ」「バドミントン」「ピザ」「冨樫さんのマンガ」・・・などですね。
思いつく限りどんどん書いていきましょう!
特に熱く語れる趣味、マニアックに語れる領域などがある方は、それも一緒に書き込んでおきましょう。
例
読書 → 推理小説
子育て → プログラミング教育
冨樫さんのマンガ → HUNTER×HUNTER など
ポイント1-2:これまで継続してきたこと
これまで継続してきたこともおすすめです。
なぜなら、
- 継続できている地点で「そのことが嫌いではない=好き(好き寄り)」
- 継続していく中で、記事のネタを思いつくことができる
からです。
私なら「教員」「子育て」「Kindle読書」「在宅ワーク」「ユニクロコーデ」「ブログ」などですね。
「自分には何も継続できていることはない…」と思う人もいるかも知れませんが、
- 「〇〇で洋服を買うこと」
- 「ヘルシオホットクックを使って調理すること」
など、生活を送る上で何気なくやっていることでOKです。
ここでも、詳しく書けそうなものがある場合は書いておきましょう。
例
料理 → ヘルシオホットクック
ユニクロ → 30代細身のファッション
ポイント1-3:勉強・リサーチして苦にならないこと
「好きなもの」とか「継続してきたこと」なんか思いつかないよ〜。
- のめり込むほど「好き」というものがない
- これまで継続してきたことはない
という方は、「勉強・リサーチして苦にならないこと」を考えてみましょう。
私だったら「マンガだったらたくさん読んでも苦にならない」「ブログのことだったら勉強し続けられる」などですね。
「勉強」というと、重たい感じがしますが
「新作のアニメのことなら調べるのが苦じゃない」
「ファッション雑誌ならずっと眺めていられる」
「気づいたら韓国ドラマ全部見終わってる」
など、苦労せずに続けられそうなものをピックアップして、書き足しておきましょう。
ブログジャンルの決め方〈ポイント2〉自分の経験を語れるか
今からブログを始めるのであれば、「自分の経験を語れるか」は重要です。
自分の経験が語れることで、次の3つのメリットが得られます。
経験が語れるメリット
- 他の人と差別化できる
- 人の悩みを解決できる
- ノーリサーチで記事が書けるため執筆速度が上がる
今は副業ブームにより、ブログを始める人が増えました。
そのため、うわべだけの記事を書いてもほとんど読まれません。
読まれるブログには、「あなたのブログでしか読めない体験談」と「読者の悩みを解決できる内容」が必要です。
また、自分の経験が語れることで、圧倒的に執筆速度&内容の質が変わってきます。(経験を元にノーリサーチで書ける記事の方が執筆速度も内容の質も圧倒的に上です)
自分の経験を元に、ノーリサーチで書けるジャンルを選んで「読者も満足」「あなたも快適」なブログを作っていきましょう!
自分の経験が語れるって、具体的にはどんなこと?
次の3つのうちのどれかに当てはまる内容にしていきましょう。
2-1:専門性を生かせるもの
1つ目は「専門性を生かせるもの」です。
言い換えるなら、あなたが仕事にしていることです。
仕事にしていることであれば、書くネタに困りません。そして何よりも、「シロウト」の書く文章よりも「専門家」が書く文章のほうが、説得力もあり読者の悩みを解決しやすくなります。
「1人に試してみてうまくいった勉強方法を発信するブログ」よりも
「500人以上の子どもを見てきた教員がおすすめする勉強方法のブログ」
「サッカー好きによる筋トレブログ」よりも
「全国大会に出場させたサッカー部顧問による、成果のでる筋トレブログ」
の方が読者の悩みを解決できそうですよね?
自分が本業でやっていることを、自分のブログの中に生かせないか考えてみましょう。
2-2:自分が経験したこと
2つ目は「自分が経験したこと」です。
リサーチだけの記事では、細部のことが書けずに薄っぺらい記事になりがちです。
しかし、経験談ベースであれば、詳細な情報も書けるし、熱のこもった想いも伝えることができます。
さらに、リサーチいらずなので、執筆スピードもUPしていいことだらけです。
- 商品を紹介するなら、使ったことがあるもの
- 映画をおすすめするなら、実際に見たことがあるもの
自分の経験から書ける内容かどうかを確認しましょう。
ポイント
これから経験することを発信していくのもGOOD!
リアルタイムで考えていることが読者に伝わって、ファンも増えやすいです。
また、ブログでアウトプットすることで、自分の頭の中が整理され、良質なインプットにもなります。
「語れる経験がない!」と感じる方は、これから挑戦するジャンルを選ぶのもいいでしょう。
2-3:自分が過去に悩んだこと
3つ目は「自分が過去に悩んだこと」です。
あなたが過去に悩んだことと同じ悩みを抱えている人はたくさんいます。
- 3度目の教員採用試験でようやく合格!そのときに改善した3つのこと
- 海外旅行に行く前に知りたかった10のフレーズと具体的な使用場面
- A社とB社の商品、どっちがいいの?
など、過去の自分に向けてアドバイスできるか確認してみましょう!
ジャンルの決め方〈ポイント3〉売る商品があるか確認する
ブログで稼ぎたいのであれば、「売る商品」も確認しましょう。
ここを確認せずにジャンルを決める人が多いです。(私も最初そうでした…w)
ブログを始める前は「書けば稼げるんでしょ?」「PV増やせばOKなんでしょ?」ぐらいに考えている人もいますが、そんなに甘くありません。(過去の私に説教したいです…)
稼ぎたいのであれば、以下の3つは抑えておきましょう。
3-1:売る商品・サービスがあるか
稼ぎたい場合の最重要事項は「売る商品・サービスがあるか」です。
せっかく100記事書けたとしても、売る商品がなければ収益は0です。(アドセンスからの収益はありますが)
ジャンルを決めるときには、
- 使ったことのある商品・サービスのリストアップ
- ASPで検索して、商品やサービスのリストアップ
をしておきましょう。
ポイント
たとえば、読書のジャンルにするのならば、以下のような商品が考えられます▼
- 本(紙の書籍、電子書籍など)
- Kindle端末
- Amazon Unlimited
- 聴く読書(Audible、Audiobook)
- 聴く読書用のイヤホン・スピーカー
- 目を労る商品
- 座り心地のいい椅子
- 高さ調節のできる机
- 遠近両用のメガネ
- 結露しないコップ
- 読書記録をするノート
- フライヤーなどの書籍要約サイト など
「本」だけでなく、その周辺の商品・サービスも紹介できないか考えてみましょう。
ちなみに、売る商品やサービスを確認するときに、次の紹介する「3-2:できれば単価が高いもの」のチェックもしておきましょう。
3-2:できれば報酬単価が高いもの
売る商品・サービスは、報酬単価が高いものがオススメです。
仮に、月に10万円稼ごうと思ったら、
- 報酬単価が100円なら、1000人に売れば達成
- 報酬単価が10,000円のなら、10人に売れば達成
というようになります。
この場合、10万円を達成しやすいのは圧倒的に後者です。
え?100円のものを売る方が簡単なんじゃない?
安い商品の方が、ものがたくさん売れるような気がしますよね?
でも実際は、値段が高くても安くても、商品の売れやすさはあまり変わりません。
なので、できるだけ報酬単価が高い商品があるジャンルを選びましょう。
また「無料体験」や「資料請求」など、成約率が高い商品・サービスがあるジャンルもおすすめです。
なにか具体的な目安がほしいな
目標金額にも寄りますが、できれば
- 3,000円以上のものがあるジャンル
- 無料体験・資料請求で1,000円以上のものがあるジャンル
ぐらいは狙いたいですね。
3-3:市場があるもの
売る商品だけじゃなく、「市場があるか」どうかも確認しておきましょう。
ここでいう「市場」は
- 検索ボリュームがあるか
- 衰退していく業界じゃないか
を表しています。
当たり前ですが、
- 人がいないところにラーメン屋さんを出す
- ポケベルを作る会社を立ち上げる
などをしても上手くいかないですよね?
ブログも同じで
- 検索する人が誰もいないジャンル
- 衰退していく業界のジャンル
を選んでも、上手くいかない可能性が高いです。
検索ボリュームがたくさんあるジャンルや、これから需要が増えそうなジャンルを狙えそうな人は、狙っていきましょう。
売る商品と市場のチェック方法
売る商品の有無や検索ボリュームってどうやって調べるの?
それぞれ以下のようにしてチェックします。
売る商品の有無と報酬単価のチェック方法
「3-1売る商品があるか」「3-2できれば報酬単価が高いもの」は、ASPに登録することで調べられます。
ここでは「A8.net」を例に、調べ方を紹介しますね。
調べる方は、次の3ステップです。
売る商品の調べ方3ステップ
- ASPに登録
- ASPの検索窓でキーワードを入力
- 企業ホームページや報酬金額等を確認
step
1ASPに登録
まずは「A8.net」に登録します。
まだ登録していない方は、以下の記事を見ながら登録をしましょう。5分で完了しますよ♪
-
A8.netの登録が初心者でも簡単にできる!記述例付きで解説
A8.netの登録方法について知りたいですか?この記事では、ASPのA8.netの登録方法を写真付きで初心者にもわかりやすく紹介しています。
続きを見る
step
2ASPの検索窓でキーワードを入力
ASPのホームページでは、商品・サービスを検索できるので、気になるキーワードを入力してみましょう▼
step
3
「広告主サイト」を見たり、「成果報酬」・「確定率」などを確認しましょう▼
高単価な案件があるといいですね
複数のASPで商品をモレなくチェックしたい方は、こちらから登録しておきましょう▼
-
ブログ初心者必見!おすすめASP5選|とりあえずコレ登録しとこう
この記事では初心者にも使いやすいおすすめASPを5つ紹介しています。登録方法も詳しく知れます。
続きを見る
市場のチェック方法
検索ボリュームは「ラッコキーワード」と「キーワードプランナー」というツールを使えば調べられます。(どちらも無料)
使い方は以下の記事で紹介します▼
準備中…
ブログで避けたほうがいいジャンル
今からブログを始めるのであれば、避けたほうがいいジャンルがあります。
それは「YMYL」と呼ばれるジャンルです。
「YMYL」というのはYour Money Your Lifeのことで、「将来的な幸福・健康・金銭に大きく影響を与えるジャンル」の総称です。
Googleの「検索品質評価ガイドライン」に、以下のページについて厳しい評価基準を適用すると書かれています。
- 商品の売買・金銭の受け渡し…オンラインでの購入・送金・支払い機能のあるページ
- 財産に関する情報…投資・税・退職金運用・家の購入・学費支払い・生命保険などの情報ページ
- 医療系情報…体、精神の健康・薬品・病気・栄養学などの情報ページ
- 法的情報…離婚・養育権・遺言書作成・市民権獲得などの情報ページ
- その他、金銭・生命に重大な影響を与える可能性がある情報全般
簡単にまとめると、「お金に関すること」「命・健康に関わること」「法律の関すること」については、取り扱っても上位表示されないということになります。
どうして上位表示してくれないの?
例えば、あなたが重たい病気にかかったとします。
病気について調べたときに、本当の情報かどうかわからないブログが出てきて、誤った治療法が書いてあったら困りますよね。命に関わることなので。
検索順位を決めているGoogleとしても、人の命や人生を終わらせてしまう事態は避けなければなりません。
その対処法として「個人ブログ(権威性・専門性のないブログ)のアップするYMYLジャンルの記事は上位表示しない」という仕組みになっているのです。
だから、YMYLのジャンルを選んでしまうと、誰にも読まれないブログが出来上がってしまいます。
「ブログを通して稼げるようになりたい」と考えているなら、YMYLジャンルは避けるようにしましょう。
ブログジャンルの決め方〜私の失敗談〜
ここで、私の失敗談も紹介しておきます。
ブログジャンルを決めるときの反面教師にしてくださいね。
私は教員を退職したころ「子どもプログラミング」のジャンルで記事を量産しようと考えました。
その理由は、以下の3つの理由です。
- 教員時代、小学生300人以上にプログラミングの授業をした経験がある
- Web制作の勉強をしていた時期があり、友人のWebサイトをコーディングして作った経験がある
- 子どもプログラミング教室の報酬単価も高い(3,500〜10,000円弱)
これだけ見ると、なんだかうまくいきそうな気がしませんか?
でも結果は、「10記事ぐらい書いたところで執筆がストップ」という形で終わりました。
なぜ、執筆がストップしてしまったと思いますか?
理由は簡単です。
私が「子どもプログラミング教室」を体験したことなかったからです。
子どもプログラミング教室の案件で報酬を得るためには、プログラミング教室のよさを読者に伝えなければなりません。
しかし、私自身がプログラミング教室で学んだこともなければ、わが子がプログラミング教室に通っているわけでもありません。
そのような状況では、読者の求めているレビュー・体験を語ることは到底無理です。
(体験せずにレビューを書いているブログもたくさんありますが、私にはそれができませんでした)
いくら、自分が「小学校でプログラミングを教えた」「自分でWebサイトを作った」という経験があったとしても、紹介したい案件である「子どもプログラミング教室」について語れなければ、記事は書けません。
ちなみに、私の失敗談を、今回紹介した3つのポイントに照らし合わせると
ポイント1
継続して記事が書けるか → △
「プログラミング自体がめっちゃ好き」という訳ではありませんでした。(というか、Web制作は途中で挫折したんでしたw)
「好き」という情熱がないものは書くのが難しいですね。
ポイント2
自分の経験を語れるか → ✗
「小学校でのプログラミング授業」や「独学でホームページを作るまでの道筋」については語れるけど、「子どもプログラミング教室」については語れませんでした。
ポイント3
3:売る商品はあるか → ○
売る商品・市場はあります。報酬単価も高いです。
という感じですね。
もし、今後わが子がプログラミング教室に通いだして、私が「子どもプログラミング教室」のことを語れるようになったときには、復活させるかもしれません。
それまでは、子どもプログラミングの記事はストップです。
私のようにジャンル選びで失敗しないためにも、今回紹介した3つのポイント
- 継続して記事を書けるか(好きなこと・継続してきたこと・苦にならないもの)
- 自分の経験が語れるか(専門性・経験・過去悩んだこと)
- 売る商品があるか(商品の有無・報酬単価・市場)
を確認してみましょう!
まとめ:3つのポイントを確認してジャンル選びで失敗しないようにしよう!
ブログのジャンル選びのポイントを紹介してきました。
ジャンルを決める際には、以下の3つのポイントを意識して決めていきましょう。
継続して記事を書けるか
- 自分の好きなこと
- これまで継続してきたこと
- 勉強・リサーチが苦にならないこと
のどれかに当てはまるか?
自分の経験を語れるか
- 専門性を生かせること
- 自分が経験したこと
- 自分が過去に悩んだこと
のどれかに当てはまるか?
売る商品があるか
- 売る商品・サービスがあるか
- できれば報酬単価が高いもの
- 市場があるもの
に当てはまるかどうか確認してみましょう。
ジャンル決めのシートが欲しい方は、こちらからダウンロードして使ってくださいね▼
売る商品があるか調べたい方は、A8.netに登録してリサーチをしてみましょう!A8.netの登録は5分で簡単にできます▼
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A8.netの登録が初心者でも簡単にできる!記述例付きで解説
A8.netの登録方法について知りたいですか?この記事では、ASPのA8.netの登録方法を写真付きで初心者にもわかりやすく紹介しています。
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A8.net以外のASPにも登録して、商品をモレなくチェックしたい方は、こちらから登録しておきましょう▼
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この記事は「ブログ完全講義」4時間目の一部です▼
4時間目の講義内容
4時間目:【まとめ記事】記事を書く前「運営の方向性」と「ブログのジャンル」をきめよう
気になる記事があったら読んでみてくださいね!
じゃあまたね。バイバーイ!